「スナッフ」について話した。2013年4月19日『進捗ナイト』(タイムシフト視聴あり)放送後記
【放送後記】
昨日(4/19)、恒例の『進捗ナイト』を放送した。いつもは、放送前に資料をブログにアップしていたが、
今回の放送のテーマは、「スナッフ」(殺人映像)だったので、放送後記となった。
テーマが「スナッフ」になった理由は、
私、ケロッピーがたまたま最近、「スナッフ・フィルム」のテーマで原稿を書いていたし、
釣崎さんも、福田くんも話しやすい内容だと思ったからだ。
(1)福田くん編集の本『放送できない怪事件X』が出来た。
なぜか、特集は「自決大国ニッポンをゆく」!?
釣崎さんは、「世界の自殺聖地から」「貧者の核兵器、処刑映像というメディア戦略」
「恐怖ドラッグ最前線」「ゼロ・ダーク・サーティを観る」の4本。
ケロッピーは、「ロシアの刑務所タトゥー」「能登UFO博物館」「人類は月に行っていない」を担当した。
能登半島、羽咋市にある宇宙科学博物館(UFO博物館)には、また行きたい。
ちなみに、UFO町おこしが国際的に注目され、円盤のようなドーム状の建物など、国からの予算で建てたという。
詳しくは、タイムシフトを観て欲しい。
(2)今回のテーマは「スナッフ」。
放送中にリンクを貼れなかったので、ここに貼っておく。
当然、グロ注意。心してクリックしてください。
映画の発明で知られるエジソンが撮った、世界最初のアニマル・スナッフ。
象のトプシーちゃんが感電死させられちゃう。
アメリカの自殺の聖地、ゴールデンゲートブリッジ。
そのドキュメンタリー「ザ・ブリッジ』
1976年、「スナッフ」という言葉を広めた、そのものズバリ映画『スナッフ』。
「スナッフフィルム」という言葉が都市伝説となったきっかけは、
チャールズ・マンソン・ファミリーのシャロン・テート殺害事件だった。
その発祥も含めて、映画『スナッフ』の問題箇所を観たい人はこちら。
本当の殺人映像の時代へ。ウクライナ21
ショックメンタリーの名作『ジャンク』
モンド映画のはじまり、ヤコペッティの『世界残酷物語(モンド・カーネ)』
(3)表現のエッジ。
現在、発売中の『ブブカ』にて。
ケロッピーの連載「世界近未来通信」で、
オーストラリア・タスマニアにある死とセックスの美術館MONAをレポートしている。
別名、大人のディズニーランドとも言われている。うんこを人工的に作るマシーンもある。
MONAとは「ミュージアム・オールド・アンド・ニュー・アート」のこと。
ギャンブルで巨万の富を築いたデヴィッド・ウォルシュ氏の個人美術館なのだ。
次号の『ブブカ』(今月末発売)では、MONAレポートの後編として、
ジャン=ユベール・マルタンのキュレーションによる企画展『世界という劇場』をレポートしている。
ちなみに、今年3月、銀座ヴァニラ画廊での『死と未来』展は、
出版メディアの自主規制やコンプライアンスに対して、
ギャラリーの展示空間を表現の場として、時代を挑発していこうという試みだった。
ここから、さらに前進していくためにいろいろと計画中だ。
引き続き、『進捗ナイト』では、表現の問題をテーマにしていきたい。
これは単なる後記、本論を知りたい方は、タイムシフトで。
ケロッピー
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