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2013年8月

2013年8月13日 (火)

資料編→8/13進捗ナイト サイバーハクティビストの最前線

本日、進捗ナイト  8/13 21:00~

釣崎清隆(死体写真家)×ケロッピー前田(身体改造ジャーナリスト)×福田光睦(モダンフリークスTV)

アメリカのギーグ(PCおたく)事情からサイバー戦争まで、ボディハクティビストへの道。

以下、資料↓


【アメリカのサイバー陰謀】

オバマの「ブリズム」計画暴露でわかった「アメリカの個人情報監視」と「東アジア・サイバー戦争」。スマホの個人情報吸い上げから、米中、南北朝鮮サイバー戦争、日本のITガラパゴスぶりの実態。もともとオバマのサイバー陰謀は、ブッシュ時代から継続してきたもの。世界のトップに君臨するはずのアメリカは何を恐れているのか? 

思想家スラヴォイ・ジジェクは「アメリカは2度死んだ」と説明する。

1度目は01年911テロによる世界軍事支配の敗北、2度目は08年リーマンショックによるグローバル経済支配の失敗、だからこそ、アメリカはサイバー空間における情報支配で国家の威信を守り、全人類を管理監視したいと切望するのだ。

その実態を暴いたのが、スノーデンだった。

【BLACK HAT 2013(国際セキュリティ会議inラスベガス)】

一発目の講演から、スノーデンでも話題のNSA(アメリカ国家安全保障局)長官キース・アレクサンダーが登場。「なぜ、ハッキングが軍事になったのか?」を説明した。

中国軍のサイバー攻撃を暴いたセキュリティ会社マンディアントのランチセミナーに参加。サイバー戦争が身近すぎる。

SIMカードのハッキング法。Rooting SIM cards by KARSTEN NOHL

二日目の講演、火星無人探査計画を牽引するブライアン・ミューアヘッドが登場。宇宙のロマンより「発明」と「新技術」の必要性を強調した。

質問「人類は火星に行けるのか?」

ブライアン・ミューアヘッド「現状の技術では人間が生きたまま火星着陸は困難。2人乗りのロケットで火星の周回軌道をまわって無事に戻ってくるところから始めないと、まだまだ先の話」

ミューアヘッドが指揮した火星無人探査機キュリオシティ着陸への7分間、再現映像。

最新ロボット&IT技術で火星着陸探査するアメリカの発明力!!

※ATMをハックして現金を引き出し、医療機器を誤動作させて人を殺すことができることを証明した天才ハッカー、バーナビー・ジャックが急死。死因は不明。彼は来週予定されているラスベガスでのBLACK HAT 2013で、「医療機器の脆弱性」のプレゼンテーションを行う予定だった。

DEFCON 2013(国際ハッカー会議inラスベガス)】

鍵のピッキング、電子工作、TVゲームコーナーがあって、その先にハッキングコンテストがある。名物となっているモヒカンにしてくるブースもある。

核からサイバーへ。911以降、アメリカ軍の方向が転換したことで、IT産業のカウンターであったハッカーカルチャーがセキュリティビジネスの受け皿として急成長。DEFCONは、軍や企業が有能な人材を勧誘するための場となった。

だからこそ、そのカウンターとして、ハクティビスト(政治的なハッカー)が登場した。

現場の雰囲気がよくわかる。

DEFCON ドキュメンタリー

日本語字幕ダウンロードはこちらから。

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まずは復習編・7/14タリウム・トークショー&7/15進捗ナイト

2013年7月14日土屋豊監督『タリウム少女の毒殺日記』上映トークショー@UPLINK

Uplink20130714

Photo by Tomoya Matsuzaki

ケロ「タリウム少女は、映画の後半で、なぜ身体改造に惹かれたか?」

土屋「自由になる残されたものは『身体』だけだから」

ケロ「フック貫通もチップ埋め込みも実際にやれること、身体改造はフィクションではない」

土屋「なぜ、身体改造をやるのか?」

ケロ「『ペインコントロール』という言葉がある。『ランナーズハイ』のように、脳内物質が出て、痛いけど耐えられる状態に入ると、自分自身で痛みの感覚をコントロールできる。サスペンションは、フックを貫通して全体重を支えるわけだから、普通に考えたらメチャクチャ痛い。でも、『ペインコントロール』が出来れば、へっちゃらな状態になれる。人間の身体は、それだけの潜在能力を持っている」

土屋「監視され、操作されている状態から、それを逆手に取って、主導権を取り返す手段を探したい」 ケロ「映画の中で、身体改造を人類の進化と語っていたところが良かった。身体改造は単なるファッションじゃない」

ケロ「ネットも身体改造も、些細な行為から、とてもスケールの大きなものにリンクできる。ぜひ、タリウム少女の続編も観てみたい」

(完)

2013年7月15日『進捗ナイト』@モダンフリークスTV(ニコ生チャンネル)

Suspension04

(タリウム少女)

ケロ「土屋監督は、実際にあった事件からタリウム少女というキャラを作った。もしも、彼女が現代の東京にいたら、デパートメントHにサスペンションを観に行くという(笑)」

釣崎「まんまじゃ~ん(笑)」

ヴェネツィア・ビエンナーレ

ケロ「ビエンナーレに行ったのは、アートの世界にもカウンターがあったから。キュレーターが、作品のセレクトやインスタレーションもやって、アウトサイダーアートや芸術家でない人の作品も、取り込んでいた」 

Venezia20138

(昭和40年男)

ケロ「『昭和40年男』って、おじさんカルチャー雑誌で、70年代のオカルトを振り返る連載」

釣崎「俺は、断然ネッシーだな。怪獣最高!!」

ケロ「実は、中学生のときにネス湖を目指して渡英したことがあって」

釣崎「えっ!!」

 (フェチフェス

福田「グラビア撮影というものが雑誌から消えつつある今、コスプレの子とかがグラビア撮影して、同人ROMとか作っている。で、僕も『海鮮あも丼』を作りました」

釣崎「うわ~」

ケロ「食べたの?」

福田「もちろん~」

(憂国)

釣崎「AKB総選挙みるけど、参議院選挙いかねって死ね」

福田「『あまちゃん』が人気だけど、本当のアイドルって、売れたあとはゴミのように流されていく。そこまでが芸能界」

書き込み「尖閣諸島で握手会」「竹島で海鮮あも丼」

(完)

発売中!!『ブブカ』世界近未来通信にて、ヴェネチア・ビエンネーレ・レポート。未来探索隊:ケロッピー前田(レポート)

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8月号「ヴェネチア・ビエンナーレ、水没!?世界最高峰・美術界オリンピックの衝撃新事実」

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9月号「水の都ヴェネチアに現れた巨大彫刻!!ビエンナーレを脅かすマーク・クイン特別展」

発売中!!「ヴェネツィア・ビエンナーレ2013」~最もエッジなアート国際展●文・写真=ケロッピー前田 → TH(トーキングヘッズ叢書) No.55

Venezia20139

本日2013年8月13日『進捗ナイト』に続く〜

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