大島托 × ケロッピー前田「縄文族 JOMON TRIBE 2」11月15日 (金) – 12月1日 (日) @阿佐ヶ谷TAVギャラリー 開催のお知らせ!!
3年ぶりに、縄文時代のタトゥー復興プロジェクト「縄文族 JOMON TRIBE」が戻ってきます!!
「縄文時代にタトゥーはあったのか?」という問いに、実際に現代人の身体にタトゥーを彫り込むことで実践的に返答しようというアートプロジェクト。
今回はさらに「文様のはじまりは土器か、タトゥーか?」と問いかけ、文様を通じて、人類の起源やその世界拡散、さらに文化の発生と伝搬にまで思いを馳せ、過去の文様をタトゥーとして現代に復興し、それを未来へと届けるという大胆な試みの全貌が明らかとなる。
「縄文族 JOMON TRIBE」の新作展覧会にご期待ください。
大島托 × ケロッピー前田「縄文族 JOMON TRIBE 2」[ 11/15 (fri) – 12/1 (sun) ]
大島托 × ケロッピー前田「縄文族 JOMON TRIBE 2」[ 11/15 (fri) – 12/1 (sun) ]
【展示情報】 名称 : 大島托 × ケロッピー前田「縄文族 JOMON TRIBE 2」
会期 : 2019年11月15日(金)- 12月1日(日)
会場 : TAV GALLERY(東京都杉並区阿佐谷北1-31-2)[03-3330-6881]
時間 : 13:00~20:00
休廊 : 11月20日(水)、11月21日(木) 、11月27日(水)、11月28日(木)
レセプションパーティ : 11月15日(金)18:00 – 20:00
縄文タトゥーパフォーマンス: 11月16日(土)17:00 – 18:00
アーティストトーク : 11月16日(土)18:00 – 19:30 (1,000円ワンドリンク)
出演:大島托 × ケロッピー前田/ゲスト:松山賢(美術家)
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縄文タトゥーパフォーマンス: 11月30日(土)17:00 – 18:00
アーティストトーク:11月30日(土)18:00 – 19:30 (1,000円ワンドリンク)
出演:大島托 × ケロッピー前田/ゲスト:黒瀬陽平(美術家、美術批評家)
【アーティストプロフィール】
大島托(Taku Oshima) www.apocaript.com
1993年に世界一周の夢を抱き、最初に訪れたインドでタトゥーと出会い、その後にプロの彫師となる。黒一色の文様を刻むトライバル・タトゥーおよびブラックワークを専門とし、ポリネシア(タヒチ、ニュージーランドなど)を始め、ボルネオのイバン族、カリマンタンのダヤク族、スマトラのメンタワイ族、インドのナガ族など、世界各地に残る民族タトゥーを現地に赴いてリサーチし、現代的なタトゥーデザインに取り入れている。
1970 福岡県生まれ
1993 亜細亜大学国際関係学部卒業
2011 ボルネオ “Gathering of tribes” 特別感謝賞受賞
2015 ネットコンテスト “Polynesian Tattoo Awards” 1月期、5月期、7月期最優秀賞受賞
ケロッピー前田(Ryoichi Keroppy Maeda) keroppymaeda.com
90年代半ばから雑誌『BURST』などで世界のカウンターカルチャーをレポート、現在もそのドキュメントを続ける。身体改造ジャーナリストとしてテレビメディアにも出演し、その最前線を幅広い視聴者にアピールしてきた。また、写真家、アーティスト、キュレーターとしても国内外で作品展示を行っている。主な著書に『クレイジートリップ』(三才ブックス)、『クレイジーカルチャー紀行』(KADOKAWA)、責任編集『バースト・ジェネレーション』(東京キララ社)など。NPOヒューマンビーイングクラブ理事。
1965 東京都生まれ
1989 千葉大学工学部卒業
主な展示
2018 キュレーション「Nach Fukushima」HfG(フランクフルト、ドイツ)
2013 キュレーション「死と未来」Vanilla Gallery(東京)
2012 個展「RE-SHAPED」Robert Mayer Zeigt Galerie(フランクフルト、ドイツ)
2009 個展「Extreme Body Modification in Japan」The Body Archive Gallery(NY、アメリカ)
2005 個展「身体改造★鮮血の美」Vanilla Gallery(東京)
JOMON TRIBE(大島托 × ケロッピー前田)
2019 グループ展「MID CORE」TAV Gallery(東京)
2017 個展「JOMON TRIBE」HfG(フランクフルト、ドイツ)
2017 グループ展「ARTs of JOMON」ISETAN THE CUBE (クアラルンプール、マレーシア)
2016 個展「縄文族 JOMON TRIBE」TAV Gallery(東京)
【ステートメント】
『縄文族 JOMON TRIBE』とは、タトゥーアーティストの大島托とフォトグラファーのケロッピー前田によるアートプロジェクトである。
「縄文時代にタトゥーはあったのか?」
いまだに答えの出ない太古の謎に、私たちは実際に現代人の身体にタトゥーを彫り込むことで実践的に返答しようと試みている。
たとえば、1969年に考古学者の高山純は『縄文人の入墨』を著し、縄文時代の土偶にみられる文様はタトゥーではないかと指摘した。また縄文時代とタトゥーが関連づけられるもともとの根拠は、『魏志倭人伝』に日本人が文身(タトゥー)をしていた記述があることによる。
このプロジェクトは縄文の文様を抽出し現代的なタトゥーデザインとして身体に刻むことで、人類の原始的な精神が21世紀を生き抜くためのアイデンティティとなり得ることを示している。
約一万年前の文様から創造する縄文タトゥーの世界。そこに映し出されるビジョンは単に過去を再現するということにとどまらず、現代人の身体を用いて、縄文文様をさらに未来の一万年後にまで届けようという野心的な挑戦である。(ケロッピー前田)
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